河井克行議員を狙った日刊ゲンダイのウソ記事。
河井克行が元秘書に暴行を働いた??
河井克行といえばいまや武闘派議員ということになっているが実際のところどうなのか?
発端は週刊文春で河井克行衆議院議員の元秘書である中村秀雄氏が繰り返し暴行を受けたと報道され、日刊ゲンダイが何の裏付け取材を行わないままに文春の記事を真似て拡散したためである。結果としてプロ市民を中心に拡散していく不思議なメディアなのである。
最近のゲンダイの書きぶりがあまりにひどいため、過日、関係者にインタビューしたところ以下のような事実が判明した。
河井克行議員の地元広島現地取材の結果
暴力を受けたと騒いでいる元秘書は中村秀雄氏、現在は76歳である。中村秀雄氏が河井克行事務所に雇われたきっかけは1998年末ごろに自らが経営する会社が倒産し無一文となったことで、河井克行の支援者のつてをたどり、河井克行事務所に雇用されたということだった。
しかし、河井克行事務所との雇用関係は三か月しか続かなかったのである。それも1999年4~7月という、17年も前のことである。これは週刊文春等の既報の通りである。事件について証言しているのは、このような短期アルバイト程度しか働いていない、中村氏だけなのである。
そして、中村氏は「ハンドルを握る左腕を革靴のまま蹴りつけられ、ケガをした」と証言している。運転のハンドルを握っている手を蹴りつけるなんてことはどのような状況下で起こり得るのだろうか?わざわざ危険な運転中の車内で行うだろうか。
元河井事務所の秘書に当時の様子を聞いてみた。17年も前のことなので正確なことなど覚えていなかったが、印象的な証言が出てきた。
中村氏は運転手として入ってきたものの態度はでかく周りの支援者からも疑問の声が多く上がっていたとのこと。運転手につくまでは社長だったのだから仕方ないことかもしれない。
当初、中村氏は運転に自信があるとのことで運転手として採用されていたのだが、地元の道も知らず、スピードの出しすぎや時には赤信号も無視していってしまおうとすることも多く、その都度乗っていた河井克行議員が慌てて止めていたとのこと。
ゲンダイの記事にあるような後部座席から運転手のハンドルを蹴りつけるというのは非常に難しく蹴る方にもリスクが高い行為、あり得ないことと考えられる。大体どんな体制で行われたのか想像もできない。おそらく、被害妄想だと思われる。
中村秀雄氏が河井克行議員から暴行を受けたとする訴えは警察より却下されている。
当たり前の事であったが、警察は暴行の事実は無かったとしている。もちろん、警察が断言するからには関係者の証言もとってのことだ。
中村秀雄氏の現行犯逮捕
中村秀雄氏は三か月で河井事務所を退職した後、朝日新聞、読売新聞、中国新聞で報道されたように、猟奇的な言論弾圧事件を起こしている。25か所に掲示された河井克行議員のポスター32枚がカッターナイフでバラバラに切断される事件を起こし、現行犯逮捕されているのである。 1~2枚ならば憂さ晴らしもわかるが、32枚も切り刻んだのである。異常としか言えない。
普通の人物はカッターナイフで32枚も三か月だけ所属した上司の顔写真のポスターを次々と25か所も移動して切り裂くのだろうか。その点からも記事にある事実は疑わしい。
一人の議員として河井克行氏の功績は保守派もリベラル派も賞賛すべきものである。本当に、こうした一面的な、一個人の証言だけで判断してよいか、もう少し検討されるべきと考える。